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東京から福岡へ移住して変わった働き方|在宅ワークと子育てを両立するリアル

①「このままの働き方でいいのか?」

この言葉は、当時の自分が毎日のように感じていたことです。

東京で働いていた頃は、朝7時には家を出て、会社に着くのは9時前。夜は21時頃に会社を出て、帰宅するのは23時前後。いわゆる、よくある営業職の働き方でした。

仕事自体はやりがいもあり、「頑張るのが当たり前」という環境でもありました。ただ、生活は完全に仕事中心でした。

気づけば、家のことを考える余裕がない。平日はほとんど家族との会話がない。休日も疲れて何もできない。そんな状態が当たり前になっていました。

当時付き合っていた今の妻とも、すれ違いの生活が続き、喧嘩は絶えませんでした。

「会う時間がない」
「ちゃんと話す時間がない」
「仕事を言い訳にしないで」

そんな小さなズレが積み重なり、関係性にも少しずつ影響が出てきていました。

結婚したら生き方は変わるのか?

しばらく時間が経ち、忙しい中でしたが結婚しをしました。

ただ、生活スタイルは変わらず、朝から夜まで仕事、家には寝に帰るだけという日々が続きました。

そしてふと思ったのが、「この生活で子育てはできるのか?」ということです。

正直なところ、その時の生活では現実的に考えることすらできませんでした。時間がない、余裕がない、将来のイメージが持てない。そのため、「子どもを今後どうするのか?」という話題すら出ない状態でした。

仕事を優先しているつもりはなくても、結果的にすべてが後回しになっている。そんな違和感が、少しずつ大きくなっていきました。

「このままの働き方で本当にいいのか?」
「このままの時間の使い方で本当にいいのか?」
「このままの生き方で本当にいいのか?」

この疑問が、働き方を見直すきっかけになりました。

② 東京時代のリアル

当時の生活は、いわゆる「普通の社会人」だったと思います。ただ、振り返るとかなりバランスの偏った働き方でした。

まず通勤時間です。片道1時間から1時間半ほど。満員電車での移動は、それだけで体力を消耗します。朝の時点で疲れている状態で仕事が始まり、帰りも同じように時間をかけて帰宅します。1日のうち2〜3時間を通勤に使っている状態でした。

働き方としては営業職だったため、日中は外回り、夕方以降に事務作業、そこから残業という流れが当たり前でした。その結果、自分の時間がない、学習する余裕がない、将来の準備ができないという状態になっていました。

一番大きかったのは家庭とのバランスです。平日はほぼ会話なし、休日も疲れて外出しない、生活リズムが合わない。どちらかが悪いわけではなく、「時間がないこと」がすべての原因でした。

心の余裕まで失っていた当時の自分

自分自身も日々の疲れで余裕がなくなっていたこともあり、今振り返ると強く反省していることがあります。

満員電車に乗っているとき、本来であればご高齢の方や妊婦の方に席を譲るべき場面でも、そういった配慮ができていなかったことです。

そのときは「自分も疲れているから」とどこかで正当化していたのですが、今思えば、心に余裕がなくなり、人として大切な部分まで削られてしまっていたように感じます。

体だけでなく、気持ちまで疲れきってしまい、どこか荒んでいた状態だったのだと思います。

当時はそれが普通だと思っていましたが、振り返ると「仕事のための生活」になっていたと感じます。

帰宅途中の疲弊した当時の私

③ 在宅ワークになるための準備

そんな生活の中で、少しずつ考えるようになりました。

この働き方を5年、10年続けられるのか。家族との時間をどう確保するのか。子育てと両立できるのか。

そして出た結論が、「働き方を変えないと何も変わらない」ということでした。

単純に楽になりたいというよりも、家族との時間を増やしたい、自分で働き方をコントロールしたい、働く場所や生き方を自由にしたい、将来の選択肢を増やしたいという思いが強くなっていきました。

まずは情報収集から始めました。在宅ワークの仕事を調べる、必要なスキルを調べる、自分にできそうな領域を探す。

その中で気づいたのが、「スキルがないと在宅では働けない」という現実です。

実務に直結するスキルの学習を開始

エンジニアやデザイナーなどの専門職は自分には無理だと分かっていたので、ビジネス職で在宅ワークの職に就くという新しい可能性を考えました。

そこから、パソコン操作やITツールをはじめ、資料作成、ビジネスコミュニケーション、オンラインプレゼンテーションといった、実務に直結するスキルを学び始めました。

正直、不安はかなりありました。本当に転職して在宅で働けるのか、収入は下がらないのか、自分にできるのか。

ただ、それ以上に「このまま何も変わらないことへの不安」の方が大きかったのです。

そして、学習することによってメンタル的にすごくプラスになったことは、

行動をすることにより自信が付き、自信が付くにつれて少しずつ働き方を変えていく決意ができたことです。

行動してから1年程度で当時の仕事を退職し、収入を下げないまま安定した在宅ワークの職につくことができました。

④ 福岡移住後の変化

働き方を変え、福岡へ移住してから、生活は大きく変わりました。

一番分かりやすい変化は、時間の使い方です。

まず、通勤がなくなりました。これまで毎日2〜3時間かかっていた移動時間がゼロになり、その時間をそのまま自分や家族の時間に使えるようになりました。

朝は余裕を持って起きられるようになり、夜も決まった時間に仕事を終えられるようになりました。「仕事のために生活を合わせる」のではなく、「生活に合わせて仕事をする」感覚に変わったのは大きな違いでした。

また、精神的な余裕も大きく変わりました。

満員電車に乗ることもなくなり、時間に追われる感覚も減り、日々のストレスがかなり軽減されました。その分、仕事にも落ち着いて向き合えるようになり、結果としてパフォーマンスも上がったと感じています。

そして何より、家族との時間が増えました。

同じ家にいても、以前はほとんど会話がなかった状態から、日常的にコミュニケーションが取れるようになり、生活の質そのものが変わりました。

移住してからすぐに子供も生まれ、家族3人での生活が始まりました。

もちろんランチ休憩や午後の30分の散歩の時には、妻と子供とたくさんコミュニケーションを取り、その日あった出来事や思い出話を語れる時間を毎日大切にしています。

「働き方が変わると、生活がここまで変わるのか」と実感した瞬間でした。

福岡移住後に家族で公園に散歩に出掛けている風景

⑤ 子育てと在宅ワークとの両立のリアル

結論から言うと、在宅ワークだからといって仕事の内容が楽になるわけではありません

むしろ、仕事と家庭の境界が曖昧になるため、意識してバランスを取らないと、どちらも中途半端になってしまう難しさがあります。

例えば、仕事中でも子どもの対応が必要になることがあります。集中したいタイミングで中断されることもあり、自分のペースだけで仕事が進められない場面も少なくありません。

ただ、それでも在宅ワークのメリットは大きいと感じています。

子どもの成長を近くで見られること、家族との時間を確保できること、柔軟にスケジュールを調整できること。これらは、以前の働き方では実現できなかったことです。

大切なのは、「楽だから在宅ワークを選ぶ」のではなく、「どうすれば両立できるか」を考えながら働くことです。

決して、働くことを疎かにできる、楽に稼げると言った話ではないことだけは断言しておきます。

そのためには、スキルだけでなく、時間の使い方やコミュニケーションの取り方も含めて、働き方そのものを設計する必要があります。

⑥ 在宅ワークの現実

ここまで読むと、「在宅ワークは自由で良さそう」と感じる方も多いと思います。

ただ、現実はそこまで甘くはありません。

在宅ワークでは、自分で仕事を進める力や、相手に伝える力、時間を管理する力が求められます。

特に大きいのは、「見えない環境で評価される」という点です。

会社であれば、頑張っている姿や過程も見てもらえますが、在宅では結果がすべてになります。

そのため、進捗をこまめに共有すること、早く対応すること、ミスを減らすことといった基本的な行動が、より重要になります。

そして、パソコンやITツール操作、オンライン会議、オンラインコミュニケーション、チャットツールは、出来て当たり前という前提で仕事が進みます。

そう、スキルがない状態では本当に仕事になりません。

ExcelやPowerPointが使えない、資料が作れない、ツールが扱えない。この状態では、そもそも在宅ワークする上でスタートラインに立てないのが現実です。

⑦ どうすれば実現できるのか

では、未経験から在宅ワークを実現するにはどうすればいいのか。

ポイントはシンプルです。業務を「できる状態」にすることです。

そのためには、パソコン操作やExcel・Word・PowerPoint、オンラインコミュニケーション、実務に近いアウトプットといったスキルを段階的に身につけていく必要があります。

重要なのは、知識だけで終わらせないことです。

必要なスキルセットについてはこちらの記事をご参考にしてください。

実際に資料を作る、実際にやり取りをする、実際の業務を想定して動く。こうした経験を積むことで、「仕事ができる状態」に近づいていきます。

⑧ まとめ

東京で働いていた頃は、時間に追われ、生活の多くを仕事に使っていました。

福岡へ移住し、在宅ワークに切り替えたことで、時間の使い方、家族や友人との関係、働き方の考え方、すべてが大きく変わりました。

ただし、それは偶然ではありません。

働き方や生き方を変えると決めて、必要なスキルを身につけて、行動した結果です。

在宅ワークは誰でも簡単にできるものではありませんが、正しい準備をすれば未経験からでも十分に実現できます。

今の働き方に違和感がある方、将来に不安を感じている方は、一度自分の働き方を見直してみることをおすすめします。

みらいコーデでは、これから在宅ワークに向けて行動をされようとしている方を応援しています!
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